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共働き夫婦の世帯年収500万ってどんな生活?住宅ローンや貯金の目安は?

2020 7/26
共働き夫婦の世帯年収500万ってどんな生活?住宅ローンや貯金の目安は?

「共働きで世帯年収500万円ってどんな生活?」「いくら貯金できるんだろう」「住宅ローンはいくら組める?」こんな疑問を持っている方も多いですよね。

今回、実際の世帯年収500万円の共働き夫婦を取材し、どんな生活を送っているの?住宅ローンは?貯金は? など様々なことを徹底調査しました。

この記事を読んで分かること
  • 世帯年収500万円の割合
  • 手取りだと**万円
  • 家計簿から見る生活スタイル
  • 住宅ローン、教育費、貯金などの目安
目次

世帯年収500万はどのくらいいるのか

総務省統計局による国民生活基礎調査(平成30年)によると、世帯年収500万円は全体の8.5%という結果になりました。

世帯年収500万円は、全体の中ではちょうど平均ぐらいです。しかし共働き世帯の平均年収は770万円なので、平均を200万円強下回るという計算になります。

共働き夫婦の平均年収についてはこちらの記事でも紹介しているので是非ご覧ください。

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手取りだとこんなに減る!

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世帯年収500万円の手取り年収を見ていきましょう。

額面から引かれる控除額は個人差があるので一概には言えませんが、世帯年収500万円の場合、手取り年収は約387万円ぐらいになる人が多いようです。

月収に換算すると、額面が約42万円、手取りが約32万円という計算になります。

額面年収 手取り年収
200万円 約160万円
300万円 約235万円
400万円 約320万円
500万円 約387万円
600万円 約458万円
700万円 約524万円
800万円 約590万円
900万円 約657万円
1,000万円 約722万円
1,500万円 約1,016万円
2,000万円 約1,292万円

世帯年収500万円の家計簿から見る生活風景

世帯年収500万円と聞いて、みなさんはどんな生活をイメージしますか?

「都心は厳しいけど地方なら普通の生活を送れそう」「あまり贅沢はできなそう」このあたりのイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

みなさんのイメージが合っているかどうか、実際の世帯年収500万円の共働き夫婦の家計簿を見ながら、答え合わせしていきましょう。

今回取材したKさん一家(石川県在住)
◆夫 30代 正社員 
年収:400万円
趣味:キャンプ、釣り
◆妻 20代 パート
年収:100万円
趣味:映画鑑賞
◆息子 4歳 幼稚園通い

月収(手取り)
24万円
8万円
合計 32万円
支出
住宅費 4.5万円
食費 6.5万円
自動車関係 2.5万円
保育園費 2万円
夫のお小遣い 2万円
妻のお小遣い 1.5万円
保険料 1万円
通信費 2万円
水道光熱費 1.5万円
趣味・レジャー 1万円
洋服 1.5万円
日用雑貨 1万円
その他 2万円
収支
毎月の収支 +3万円

Kさん一家の支出への解説

特に支出が大きい家賃、食費、自動車関係費を見ていきましょう。

家賃は4.5万円ですね。Kさん一家が石川県のどこにお住まいなのかは把握していませんが、仮に金沢市と仮定しても、4.5万円は相場なのではないでしょうか。

食費は6.5万円です。3人家族でこの金額は、上手く抑えられている方ですね。外食を極力控えているのでしょうか。

自動車関係費用は2.5万円かかっています。石川県だと主な移動手段が車なので車にお金をかける方が多いですが、Kさん一家の場合ガソリン代込みで2.5万円なので、非常に安く抑えることができていますね。

Kさん一家の家計簿を見た感想

Kさん一家の家計簿を見て、どのように感じましたか?

そこまで切り詰めた家計ではなさそうなものの、やはり贅沢はできていない印象ですよね。

そして何より一番気になるのが、貯金額です。月3万しか貯金できていません。

年間30万程しか貯金できない計算になるので、将来の子どもの教育費や、思わぬ病気や事故への備えには不十分な金額と言わざるをえません。

住宅費・教育費・貯金などの目安

年収500万円の場合の支出の目安が気になる方は多いですよね。今回は、世帯年収500万円だと「住宅費はどのくらいが目安?」「住宅ローンは?」「私立の学校に入学できる?」この辺りを解説していきます。

住宅費(家賃・住宅ローン)

住宅費は、家賃か住宅ローンどちらなのかで目安とする指標が変わります。

家賃の場合は「手取り収入の25%以内」が目安と言われてるので、世帯年収500万円の場合は、8万円以内であれば問題ありません。

一方、住宅ローンの場合は「借り入れする金額は年収の5倍が目安」「毎月の返済額が月収の25%以下」 とよく言われますが、これらの情報を基に住宅ローンを組むのは絶対におすすめしません。

理由は簡単です。それは、基準となる収入を”いつ時点の収入”に設定すればいいのか分からないからです。収入は常に同じではなく、上がり続ける人もいれば、転職や不景気によって下がる人もいます。

そんな中で、「今の年収は500万円だからその5倍の2,500万円を借りよう」と決めると、後から「もっと借りとけばよかった」「収入が下がって返済が厳しくなった」なんて事態になる可能性があります。

では住宅ローンの借入額はどのように決めればいいのでしょうか。おすすめは、お金に関するプロに相談して決めるという方法です。

住宅ローンの金額を決めるには、今後30,40年間、どのような収入になって・どのような支出があって・貯金はどのくらいになって、などといったライフプランを組み立てる必要がありますが、この作業は素人だけでは難しく、専門家の助言が不可欠なのです。

お金に関するプロはいろいろな人がいますが、最も身近でおすすめなのが、いま契約している生命保険会社の担当FP(ファイナンシャルプランナー)です。無料で、親身に相談にのってくれるはずです。

もし生命保険会社の担当FPがいなければ、「非販売系FP」を頼りましょう。非販売系FPとは、”有料”でお金に関する相談にのってくれる専門家のことです。保険などの商品を相談の代わりに売ってくることがないので、「非販売系」という名前が付いています。

この非販売系FPですが、1時間1万円程のお金がかかります。しかし、販売系FPと違って中立な立場で相談にのってくれますし、何か商品を売ってくることもないので安心です。

住宅費まとめ

・家賃の場合は、「手取り収入の25%以内」が目安 。
・住宅ローンは「年収の5倍以内」という情報がネット上にあるが、鵜呑みにしたら危険。
・住宅ローンについての相談は、お金に関するプロに相談しよう。

参考までに、年収400~600万円の世帯がどのくらい毎月住宅ローンに支払っているかというデータをご紹介します。

最も多いのは、7~10万円、その次は5~7万という結果になっています。

自動車関連費

自動車の購入費は、手取り年収の約半分が上限と言われています。例えば年収500万円の場合、手取りが約387万円なので、車の購入費は約194万円が上限となります。

仮に194万円の車を購入した場合、月々の返済額は1.5万円~3万円となります。(頭金、返済期間、金利によって月々の返済額は異なります。)

教育費

教育費については、「世帯年収500万円だと子どもを私立に入れられるのか?」という質問が多いです。

子どもの数にもよるのですが、子ども1人と仮定した場合、小・中学高は厳しいが、高校は問題ないと思います。

その理由は、国による私立高校の学費への補助金にあります。

小・中学校の場合は、基本的に私立学校の学費への補助金がありません。あったとしても、教科書代の補助ぐらいです。

一方で私立高校の場合は、世帯年収590万円以下の家庭に対し、最大39万6,000円の補助があります。年間の学費が39万6,000円以下であれば、実質無料で授業を受けることができるのです。

実際の調査でも、私立の小・中学校は世帯年収1,200万以上の世帯がメインとなっていますが、高校の場合は年収による生徒数の差がほとんど無いという結果になっています。このことからも、私立高校は入学させやすいことが分かります。

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引用元:子供の学習費調査 5 世帯の年間収入段階別,項目別経費の金額段階別構成比 その他の学校外活動費 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

貯金

「貯金額はいくらが妥当?」という質問がよく来ますが、子供の有無によって貯金額の目安が大きく変わります。

子供がいる世帯の場合は「手取り年収の10%~20%」を目安にしましょう。年収500万円は手取りが約387万円なので、貯金額は39万円~77万円が理想的です。

子供がいない世帯の場合は子供にかかる教育費や食費がかからないので、「手取り年収の15%~25%」を目安にしましょう。年収500万円の世帯は、貯金額は48万円~97万円が理想的です。

詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。

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世帯年収500万の家計に関する声

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秋田県 20代女性
◆夫:20代年収400万円、妻:20代年収約100万
◆家賃:3.5万円
◆世帯合計の貯金額:約300万円
子どもがまだいないので今は毎月5万円ほど貯金ができていますが、子どもができた時に貯金する自信がありません。夫婦のおこづかいを大きく減らすか、私が正社員になって収入を増やすしかないと思ってます。

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山梨県 30代女性
◆夫:30代年収370万円、妻:30代年収約130万
◆子ども:3歳
◆家賃:0万円
◆世帯合計の貯金額:約500万円
私の実家に夫婦で住んでいるので、家賃はかかりません。おかげで毎月10万円ほど貯金ができています。子供が中・高になるとお金がかかるので、それまでに1,000万円は貯めたいなと思ってます。

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香川県 20代男性
◆夫:20代年収400万円、妻:30代年収約100万
◆子ども:1歳
◆家賃:4万円
◆世帯合計の貯金額:約200万円
趣味の釣りにもっと行きたいんですが、貯金を考えるとあまり行けなくて。。。先のことを考えると、妻に正社員になってもうちょうっと稼いでほしいです。

最後に|貯金ができない人は「先取り貯金」を取り入れよう

世帯年収500万円だと、少し油断すると貯金ができない月もでてきます。将来のことを考えると、こんな事態は避けたいところですよね。

貯金がなかなかできない世帯におすすめなのが、「先取り貯金」です。

普通は、給料から家賃や食費などを引いて、残ったお金を貯金にしますが、先取り貯金は、給料が入ったらまず貯金したい金額を別の口座に移し、残った金額を支出にあてます。

この先取り貯金なら確実に貯金ができますし、事実私の周りでもこの方法に変えてから貯金額が増えているのでおすすめです。

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